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(90) 親へ仕送り

  (90) 親 へ 仕 送 り  

 団塊の世代が、高齢者の仲間入りの時を迎えています。今は年間108万人前後の出生ですが、団塊の世代の出生は年間で220万人を越えていました。その団塊にも定年が来ることは、早くから問題視されてきましたが、現実を想定した 有効な対策が練られているでしょうか? 年功序列の日本社会では、定年後の労働者が一斉に仕事場から離れます。

♣ また少子化傾向も、生ぬるい対策のみで、まだまだこの先、少子化が続きそうです。昭和41年の丙午(ひのえうま)の時に出生数が減ったと言って、巷で大騒ぎになりましたが、それでも136万人は生まれていました。また従来は、出生数が死亡数を下回ることは、決してなかったのですが、2007年度から、出生は106万人、死亡は107万人、というように、死亡数のほうが わずかながら 出生数を上回るようになり、出生数と死亡数が接近してきました。

♣ 地方によっては、若者が職を求めて都会に出たため、若者の数が少なく、残された高齢者の医療・福祉費用がかさみ、地方は対策に苦慮しています。政府は対策として保健者を都道府県別に再編・統合し、医療費・介護費の適正化に目標値を設定して、成績の上がらないところにはペナルティを課す、と云います。でも、今の老人集団は、60年前に、子を産み育て、都会に送り出したのです。その親が、いま歳をとったから医療費を使い過ぎるからペナルティーをとは、変ですね。今の日本は親があったからこそのお陰であり、「都会+田舎」で一体として考えるのが自然でしょう。

♣ むかし、親から仕送ってもらったとき、若者のあなたは嬉しかったでしょう? 今度は、都会に出た若者が故郷の親に感謝の気持ちを込めて医療・介護費を「仕送り」をする。これは「当たり前」のことではないでしょうか。若者は親を養う気概(きがい)を持ってください。たとえ一万円でも二万円でも送ってあげれば、親はどんなにか嬉しいでしょう。

職員の声

声1: 丙午(ひのえうま)の意味が分かりません(係り:60年ごとにある丙午に生まれた女性は「気が荒く、男を尻に敷く、または火事を引き起こす」という、いわれのない迷信があり、1906年・1966年の丙午には お産が避けられました。でも社会全般は それを見越して対応したので、混乱はなかったです)。

声2 : 私は介護の仕事を始めて以来、親を大切に思う気持ちが強くなりました、でも、まだ「仕送る」ことはしていません。

声3: 私は親に仕送るべき歳ですが、まだ実行していず、反省中です。

声4: 私の父はまだ定年前ですが、賃金を20%カットされています;でも「親へ仕送り」なんて考えていません。

声5: 「親へ仕送る」という考えにハッとしました;同居していた時は生活費を入れていましたが、今は申し訳なく思っています。

声6: こんなサラリーマン川柳があります:「すねかじる 息子の小遣い 俺の倍」(係り:「親へ仕送る」なんて、とうとう遠い昔の物語になっちゃいました ! → 時代が変わったのですね;その代わり、親の「死に目」を大事に考えてください)。
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ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
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