(165) 三高(さんこう) から 三低(さんてい) へ

 (165) 三高から三低へ  

時代とともに「標語」は変わります。日本は約20年まえ、ロシアやベルリンの壁の崩壊と時を同じくして 高度成長の「バブル」がはじけてしまいました(1990年前後)。あれから20年、パールの多くの 若い職員は バブル時代の日本社会をご存知無いでしょう。

♣ その頃はね、「三高」という標語がはやりました。つまり男性の場合、 「高学歴」「高収入」「高身長」の三つが揃う事にあこがれ 求められ、結婚の好条件でもあったのです。まあ、今でもこの三条件が悪いわけではありませんが、他にもっと考慮すべき条件が加わってきました。

♣ 今年の「東日本大震災」以後では、優しくて癒してもらえるような「草食系」の人格への人気が突出してきて、新しい時代を迎えています。

♣ それは「低姿勢」「低リスク」「低依存」という三低の標語です。低姿勢とは謙虚で 人の悩みや痛みを理解できる人:低リスクとは社会変動による地位・収入の揺らぎが少ない人:低依存とは「オーイ、お茶 ! 」などのように 妻にベッタリ依存しない人、です。これから良人になる男性はたいへんですね。しかし、時代とともに、この「三低」は女性にも通用することで、意味が深まりました。

介護保険は2000年からの施行です;これの影響により 人の心は「三高」から「三低」を理解し始めたようです。そして今年の「東日本大震災」の発生 ! 不幸な震災でしたが、日本人の心の中で 何かが確実に豊かになってきたのを感じます。たしかに「三高」に反感を感じる人でも「三低」には好感を持ちます。昔から「愛は奪うものではなく、与えるものである」と言われてきました。「弱き人・病める人への愛」も同じことなのでしょう。介護職の誉れ を感じること しきりです。

職員の声

声1:そのむかし、結婚条件として 女性に好まれていたのは「家付き、カー付き、ババ抜き」でした。いやらしかった です。また、相手の「学歴・収入・身長」を言い始めたら、気が滅入ります。しかし 新しい標語:「低姿勢・低リスク・低依存」なら 私は満足です(係り:Yes, yes !)。

声2: 「低姿勢・低リスク・低依存」は、つい 他人に求めますが、私に求められるとオロオロします係り:威圧的でなく 人を尊重する姿勢、手に資格やスキルを持つ、家事や身の周りの事をパートナーに頼らない;簡単でしょう?オロオロしないでね)。

声3: 「三低」とは面白いテーマでした;私は結婚して、このことをしみじみ味わっています。

声4 : 理事長が「パールに保育所を併設できるまで、死んでも死にきれない」と強いご発言、当てにして期待します。

声5:世の中、「東日本大震災」で、価値観がガラリと変わりました:つまり「威張らず・頼らず・食いっぱぐれのない仕事を手に持つ」ことの正しい評価が嬉しいです(係り:あなたの 正しい その臭覚を信じて下さい)。
 
プロフィール

ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
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