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(172) 介護予防

  (172)  介 護 予 防   

  65歳以上の人は「要介護申請」をすることができます。介護保険が始まったのは 2000年の春でしたが、その普及ぶりは予想を上回り、特に、介護度の低い「要支援、要介護1が全体予算の半分以上を占める ことが判明しました。

♣ そこで、厚生労働省は、自立できる老人を「甘やかし過ぎた」と考え、「介護予防」のアイディアを推進する」方針を立てました。

お年寄りの実態は 案外 多数の観察の中で判明してきます。注意点の三つを述べますと:

低栄養:お年寄りは 一般に「お金持ち」ですが、意外と「低栄養」です。家族構成から見て、独り暮らしや老々夫婦が少なくなく、「お金持ちの栄養失調」とも言うべき矛盾があります。「配食」などで、バランスの取れた食事を目標にしましょう。

筋トレの必要性:お年寄りは わずか一週間入院しただけで歩けなくなる方が多い。私も ある不都合で一週間ほど入院してベット上の安静を取りましたが、歩き始めたとき、トイレに行くのにフラフラして看護師さんに助けられました。筋肉は たとえ短期間であっても、使わないと衰える、という ルー(Roux)の法則 1) を まじまじと実感しました。

人と接すること:気が乗らないから、として閉じこもっていてはいけません;一歩外に出て、人と会って話したり笑ったりすることが必要です。これらの三つ①②③はサンプルに過ぎませんが、「介護予防」の必要性が伺いとれます。また、機械使用による「パワー・リハ」も話題に上がっています。

参考:パールの安全管理 1) # 45 : ルー(Roux)と智恵。 

職員の声

声1:介護度が高くならないように「介護予防」をすることは 理にかなっています、当然の介護企画です(係り:介護の考え方には 色々あって、たとえば ドイツでは 要介護 3, 4, 5しかありません;つまり軽度の老人も総花的に支援するのではない、との姿勢です;でも介護保険料を払っている人たちの多くにも支援の手を伸ばしたいですよね)。

声2:介護とは「お手伝い」することではなく、「自立できるように」お年寄りを支援することと聞き、感動しました(係り:年々歳を取っていくお年寄りが「自立生活」をすることは 言うほど楽ではありません;でも やはり目標は「自立」です;「怠惰」(たいだ)ではありません)。

声3:介護予算の過半数が低介護度の人たちに使われていると言いますが、もし これをカットする方針があるのなら、ご本人たちにどう説明すれば良いのでしょうか? (係り:介護度認定会議でよく問題に上がるのですが、あくまで「介護保険」を基盤とした制度ですから、医療分野や単なる老齢からの必要を、「介護度」とは分けて考えざるを得ないと思います)。

声4:厚労省が低介護度の人たちを「甘やかし過ぎた」と反省するのは分かります、だって私たちを「女中」とみなすご利用者が少なくありません係り:今は「移行期」だと思います;北欧諸国のような成熟した社会になれば、この問題は まもなく解決するでしょう)。

声5:ショートステイで「あまり大事にして頂いて、足の筋力が低下する」とのご家族、手引きトイレに変更したらとても喜ばれました(係り:どうするのが一番良いのか、ご家族も私たちも「手探り」の時期とも言えます)。

声6:国際福祉機器のショウを訪ねてみましたら、“簡単ではない機械”が展示されていました;私は機械使用によるリハには疑問を持ちました係り:機械業者やタカリが暗躍しないように 関係者が目を張っています;あなたもご協力下さい)。
プロフィール

ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
安全管理 ふじひろのページ

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