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(178) 弾性ストッキング

  (178) 弾性ストッキング   

足がだるい、重い、夕方になるとむくむ」という経験をお持ちの方はありませんか?

♣ 私は最近、○○病院の循環器科の先生にお尋ねしたところ、「弾性ストッキング」の試用を勧められ、使ってみてビックリしました。足が軽くなり、夕方のむくみが消えてしまったのです。

♣ 娘にこの話をしたところ、こんな話を聞かせてくれました:彼女の娘、つまり私の孫は 管理栄養士の資格をとるのを目指していますが、大学の実験時間が長く、足がむくんで困る ので、仲間に相談して「弾性ストッキング」を着用している、とのことでした。そこで、立ち仕事の多いパールの厨房の職員たちに お奨めしたところ、もう既に使用していると言います。知らなかったのは「私だけ !」のようでした。

♣ でも、むくむのは、どうして女性に多いのでしょうか? 次のような原因があるそうです:① 人間は がんらい 四つん這いの生活から二足歩行の生活に進化した;そのため、下肢に余分な血液の重さがかかる(約 80mmHg、水銀柱で80ミリ)、その分、静脈血が足にうっ滞する──私たちの上の血圧が120ミリ程度だから、バカになりません。② 女性ホルモンが肌の緊張度を緩くしている

♣ なるほど、これが男性との違いなのですね;でもティーンネイジャーで若い女の子たち は むくみませんが?その答えは:③ 体が 小さく、足にかかる余分な血圧の絶対値が まだ少ない。④ なにせ、私らより よく動き回って、リンパの流れが活発である。なるほど。つまり、血液の循環は、心臓から足に向かっては重力に従って降りるわけだから 順調;足から心臓にもどるとき 重力に逆らわねばなりません。このため、足を動かすことの少ない姿勢で仕事をする女性は、むくんでくるわけです。

♣ 女性であることをやめるわけにはいきませんが、足を動かすことは念頭に置くべき ですね。弾性ストッキングをはくのは、上記の②を補強する意味があるのですね。これらを無視すると、飛行機の長旅で「エコノミークラス症候群」が発生します。私の友人は、飛行中にできた足の静脈血栓が、飛行機から降りたとき 肺に流れついて、重症な肺梗塞を起こしました。さいわい 発見が早かったので一命を取りとめました。

おさらいです:① 足がむくむのは 座り仕事・立ち仕事で足の動かし方が不足だから。② 女性ホルモンが肌の緊張度を緩くしているので 静脈血のうっ滞が起こる。③ それへの対応に 弾性ストッキングの出番があるのです。

職員の声

声1: こんなストッキングがあるなんて 初耳です係り:病院で、または薬局でご相談下さい)。

声2: 私も足がむくむので、ストッキングを使ったことがあり、とても足が軽くなりました(係り:若いOLの実験があります。朝、出勤まえに、まず両足の容積を測定しておきます──細長い容器に両足を入れ、ぬるま湯で隙間を容器の縁までを満たしておきます;会社から帰ったとき、その容器に 再び両足を入れると 朝の水が必ず あふれ出ます、つまり足の容積が増えたわけですね;あふれ出た水は 時により500cc~1000ccに及びます !

声3: 私の母も、夕方の足のむくみを訴えています、ストッキンングを勧めて見ます。

声4: このむくみを見逃すと「エコノミークラス症候群」になるとは、驚きました(係り:今回、東日本大震災が起こり、避難民の一部は自家用車の狭い空間で 何日も避難生活を経験されました;新聞やテレビによると、老人女性の「エコノミークラス症候群」がかなりの数 報告されました)。

声5: 特養の女性ご利用者の多くに 足のむくみがあります;利尿剤は使われていません(係り:病的な浮腫は その原因を心臓・腎臓・肝臓・栄養失調に向けることが多いですが、特養の女性高齢者の場合、たいてい いずれの病気にも該当しません。つまり運動不足性の静脈血うっ滞が原因なのです。なかには「象さん足」の方もあります(指で押しても ひっこまない、固い足)。このような方に利尿剤を使うと、循環血液量が減少し、足の水は少なくなりますが、上半身、とくに脳の血液循環まで悪くなり、良い結果が得られません。足の運動ができない方々だから、足を挙上する・マッサージする のがベターですが、その人ごとの状況で対応するしかないでしょう。弾性ストッキングの使用はうるさがられ、うまく行きません。
プロフィール

ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
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