FC2ブログ

(187) 学び、 かつ 表現する

 (187) 学び、かつ表現する   

 考える力は大切ですが、その基本となる日本語も重要です。

♣ 私たちは 何のために勉強するのですか? 専門に関係なく、自分の頭で考え、自分の言葉で表明できるようになるために勉強するのです。外国では、自己主張しない人は 不勉強で無能だ、と思われるだけです。学んだことは 自分の言葉で表現しましょう

♣ パールの研修会では、必ず「研修・感想録」を記載して提出願っています。「打てば響く」というような、立派な見解を示す職員から、「役立った、勉強になった」と 投げやりな反応の人まで 色々です。「役立った」では、「何がどんなに役だったのか」が伝わってきません。「勉強になった」も同じくです。感想文としては、ペケですね。こういう職員でも、2~3回後のレポートでは、指導に従って、自己主張ができるようになります。

♣ また、自分の考えを持つだけでなく、それをキチンと話し・書きとめることも重要です1) 。特に、決められた時間で、または 決められた文字数で、速く書くことは一生の課題です。これに関しては、上には上があり、私自身もこの課題の生徒であって 四苦八苦 頑張っております。

♣ パールの研修会では、毎回 話題が数個提出され、発表担当の各職員はA4一頁以内にまとめて10分以内に しゃべります(ストップ・ウオッチで記録されています)。聴衆の皆さん方は、各自の記録帳に ご自分の感想を数行程度にまとめる訓練がなされています。後で、私がすべての記録を読み、そのレズメを各員の名前ごとに 次回の会議で発表します。3人の職員が直前に指名され、それを読み上げます。これがまた、スリリングで、汗びっしょりになるようです。「人前で読み上げる」ことは、かなりの緊張を伴う訓練になります。

♣ ご自分の意見が名前付きで みんなの前で紹介されるということも、ちょっとしたスリルがあるでしょう。建設的な すばらしい ご意見に対しては「金鵄勲章」(きんしくんしょう2) を差し上げます。

♣ かくして、皆さん方は長足の進歩を遂げておられます。「得手に帆を揚げる」という金言がありますが、良循環をこの目で見る思いであります。

  参考:パールの安全管理  1) # 25 : 言語化し煮詰める。 2) # 161 : そらんじよ !!

職員の声

声1: パールでの仕事は「考え行動する」だけでなく、「文章化して発表」することまであり、それが 年々私たちを育ててくれる、と感じます(係り:パール一年生とパール三年生とでは、その違いがすぐ分かります)。

声2: 会議で10分以内のスピーチを済ませるのは、本当に訓練あるのみ です(係り:従来、のめり込んで15分を越えた方もありました;それ以外は 自発的に8分前後で 取りまとめておられます;短すぎる発表なら 討論時間を長くして納めます)。

声3: 10分間という制限は 短いようで長いです;その中で発表することの緊張感を学んでいます(係り:これが社会生活の中で すごく役立つのです;制限時間を無視したスピーチは それだけで不合格です)。

声4: カン・メイ・ビ(簡単・明瞭・美しい)3, 4) と学びましたが、私は しどろもどろ です(係り:カン・メイ・ビ は あくまで目標です;テレビで見るように、賢い官僚が 人を食ったような 分かりにくい答弁をするのを真似てはいけません)。

声5: 「自分の考えを持つ」「限られた時間内で発表する」を改めて確認しました(係り:専門的な脳の分析言葉で言えば:自分で考え 時間配分をするのは「前頭葉」の、言葉を選び しゃべるのは「側頭葉」の、そして みんなを見つめて反応を確かめるのは「後頭葉」の役目ですね;たかが“発表”、されど“全脳活動”なのです)。

参考:  3、4) パールの安全管理: # 7 : 観察と予測。 # 16 : マニュアル敬語。
プロフィール

ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
安全管理 ふじひろのページ

最新記事
全ての記事一覧
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
QRコード
QR