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(250) コロンブスの卵

 (250) コロンブスの卵  

 1492年にコロンブスは新大陸を発見しました。時のスペイン王国や欧州諸国は驚嘆と歓迎のムードで、この発見を祝いました。

♣ でも「へそ曲がり」はいつの時代にもいます。歓迎の式典で、ある紳士がコロンブスに向かってこう言いました:「大西洋の西に向かって進めば、どこかの土地に出会うのは当たり前ではないか?」と。コロンブスは、にっこり微笑んで、こう質問しました:「このテーブルの上に卵があります。どなたか、この卵を立ててください」。その場の紳士たちは試みましたが、だれも卵を縦に立てることはできません。そのうえ、コロンブスに毒づきます:「立つはずがない。君はムリを言う」と。

♣ コロンブスは、またにっこり微笑んで卵を取り、丸い卵の一角を欠き、すっと立てました。それを見ていた紳士たちは、思わず「アッ!!!」と言って、自分たちの非を認めました。そうです、人の気づかぬところに突破口があったのですね。一工夫したオリジナルこそ尊いのです。

♣ コロンブス以後にも たくさん「オリジナルの卵」がありました。たとえば、ジェイムス・ワットの蒸気機関、ライト兄弟の飛行機、アメリカの原爆、進歩した携帯電話などなど。全部 一級品の着想ですね。私たちは、着想の恩恵に浸っていると 何の感銘も感じませんが、着想した人たち  は きっとコロンブスの卵を夢見て  「新機軸」と「突破口」  を探し求めたのでしょう。求めても与えられるとは限りませんが、求めなければ まず 与えられることは ないでしょう

♣ お説教くさくなりますが、私が今 求めているコロンブスの卵は「少子高齢化を乗り切る介護システム」、その在り方です。だって政府は今年の歳入(税金)約40兆円の全部を福祉に投入し、さらに45兆円を借金(国債)して国の運営をするといいます。すでに一千兆円の借金を抱えているのに、年収の税金 全部を福祉に入れて 大丈夫なのでしょうか?福祉を重視する姿勢は有難いことですが、あとあと ムリがたたるのでは?と気が揉めてなりません

♣ 私らは“働き蜂”だから、身分不相応な次元の心配をする必要はないのでしょうが、でも「求めよ、さらば 与えられん」という諺(ことわざ)があるではありませんか。老人福祉の向上は強く期待されていますが、皆さん方も この「介護のアキレス腱の問題」について、“コロンブス意識”で考えてみてください。

職員の声

声1:私にはデキナイ ! 」と逃げれば、着想の進歩は頓挫します、だから問題はそこから どんな工夫をするか に懸かっています(係り:日本の老人福祉は世界一と言われますが、税収の全部を福祉に回すって ずいぶん大胆ですね;にもかかわらず、高齢者福祉は さらなる予算を求めます;収入以上の生活をするってどこかで間違い があるのではないでしょうか?)。

声 2: 「人の気づかぬところに突破口がある」とのお話し、全く同意、私は「逃げないで 新機軸に挑む」精神を学びました。

声3: またの名を「発想の転換」と言ってよいでしょうか、人間の女性も「卵」を産みます;敏感な感性を養いたいです(係り:これは心強い ! あなたが卵一個、他の方も一個ずつ、合わせて たくさんのコロンブス卵 が期待できます)。

声4: コロンブスの卵は「ホウレンソウ」に通じます;みんなで考えれば「文殊の知恵」が出るでしょう。

声5: 私もコロンブスの船に乗せてください、協力します係り:きっと世界中が“日本の解決”を見ていると思います)。

 参考: パールの安全管理   # 148 : ホウレンソウ(報告・連絡・相談)。
プロフィール

ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
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