FC2ブログ

(274) 純金に 金箔を貼る

 (274) 純金に 金箔 (きんぱく) を貼る   

 この言葉は「改良しようもないほど完璧なものに念を押す」という意味です。

♣ 手前味噌ですが、冨士雄Dr. が むかし高校数学の試験で全国一位賞を取ったことがあります。100点は多数いたのですが、彼は「正解」の誤差範囲を 念入りに検討し、他の一位者に見られなかった その姿勢が評価され、一位賞の万年筆を獲得しました。

♣ 何年か前に、オリンピックのフィギュアー・スケートで一位の「荒川静香選手」がトップの金メダルを取りました。彼女は、黙っていても最高得点を得ましたが、最期に「イナバウアー」という優美な姿をご披露し、“一位文句なし”に決定されました。いずれの例も、「純金に金箔を貼った」訳ですね。

♣「推敲」(すいこう)という言葉があります。中国の故事こじ)ですが、ある詩の作者が悩みました:お坊さんが仕事で遅くなり、月夜のもと「しおり戸」を通って、静かにお寺に帰りました。作者は、その有様を「僧は月下の門を推すおす)」と表現しましたが、すぐ、いや「敲く」(たたく)のほうが適切かな?と悩みました。「推すのがよいか、敲くのがよいか . . . 」、そこで、「推敲」という故事(こじ)が生まれたのです。

♣ 「金箔」にも「推敲」にも共通なことは「より完璧なものを考える」という姿勢にあります。

♣ 医療や介護には「もろに参考になるお話」ですね。

職員の声

声1: 「金箔」も「推敲」も初めて聞く言葉でした;私は少しでも自分を高めたいです。

声2: 私は「純金に金箔を . . . 」を聞き、初め、「無駄な行為のことか?」と感じましたが、実は全く逆な意味だと知り、驚きました(係り:白百合に金箔を貼る」という言葉もあります;これは無駄なことを言いますね)。

声3: オリンピックの荒川静香選手の演技を見てウットリしたのを覚えています、「人が見て素敵、でもナゼ素敵なの?」と同感できる行為が有用なのだと思いました。

声4:金箔」も「推敲」も、命を預かっている訪問看護で、より完璧なものを求める姿勢を感じました。

声5: デイ・サービスでは「転倒」がよくあり、今日も「想定外の転倒」がありました;金箔を貼るだけでなく、「念には念を入れ、さらに超過勤務にならないよう頑張ります。

声6: 完璧で隙(すき)のない仕事は 私の不得意とするところです;見直し・点検をしてもダメなのはナゼでしょうか(係り:7回失敗するまでは、失敗と言わないそうです8回目から頑張りましょう)。

声7: 私が学校時代に学んだこと= 「福祉は best でなく、better を求める」でした;しかし 誰かのbest の上に 私のbetter があるかも知れません;この飽くなき姿勢が現場では大切だと思います(係り:人の生活や命には best の定義が難しいですね;金箔は相手に貼るものではなく、あなた ご自身に貼るものなのでしょうか)。

声8: 有難う ございました、「金箔という言葉」を聞き、日々のケアで反省することしきり、です。

  参考:  パールの安全管理  # 146 : 七度 忘れよ。
プロフィール

ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
安全管理 ふじひろのページ

最新記事
全ての記事一覧
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
QRコード
QR