(367) モナ・リザ の パーセント人生

 (367) モナ・リザ の パーセント人生  

 ご存知、天才芸術家のレオナルド・ダ・ビンチが 1503年に 描いたモナ・リザ」の原画は 今パリのルーブル美術館に保存されています。モデルは当時24歳の モナ・リザあれから500年が経ちました。美しいモナ・リザも500歳の歳をとった訳です。高齢社会の現代を反映するかのように、ある雑誌の表紙には74歳になったモナ・リザのスケッチが飾られました1)  。パールの職員たちに 絵を見せて、 “この人は誰ですか?”と尋ねても、返事は“ウーーン、分かりません ! 雑誌は 524歳ではなく、74歳のモナ・リザを紹介したのですが、人間って 歳をとると 判別困難になりますね。下記の「職員の声ー1」で「パーセント人生」を検討します。

♣ 悔しいことながら、歳をとって増えるのは「経験と体脂肪」だけ;頼りとする身体は 筋肉のみならず 脳の容積まで減って行きます。

誰にでもある とは言え、歳をとれば 記憶力は落ち、70歳になると、脳のサイズが15%縮みます。脳細胞間の連絡ホルモンである「ドーパミン」も 80歳で その機能の40%が失われる . . . などなど、聞けば聞くほど ガッカリです。そこで今日は 人が歳をとった時の「四つの悩み」を復習しましょう。

① 知覚:五感の衰え です。一番早くダメになるのが「臭い」、続いて「耳・目」ですね、三日月が三日月に見えません2) 。「」は如何ですか?“オレは自信がある”と言う人は 案外に塩味バカです。「五感」の五つめは 皮膚感覚ですが、「かゆみ」以外はアウトでしょう?悔しいことです。

② 記憶: “あなた様は どなたでしたかのう?”となれば、認知症;これは避けて通れません。

③ 知識: 知識は頻繁に使わないと、あっという間に消え去ります。

④ 知性: “ワシの脳は完全無欠じゃ”と言う人の脳を調べた研究によると、その1/4 で“重症認知症”の所見 が報告されます。でも、稀には 歳をとっても カミソリのように鋭い「驚異の脳」を持つ人があります。それは「手入れ」が良いからです。

♣ 私たちの能力は「三つの源」から頂きます。それは「親+自分+神様」です ! つまり あなたの力の1/3 は親から貰い、1/3 は自分の努力で育てます;そして最期の大事な1/3 は 神様に おねだりして頂く「です !

♣ でも、この「三つの源」でさえ、「歳をとれば」おかしくなります。多数統計によると、85歳以上の半数はアルツハイマー、110歳になれば 全員 アルツハイマーになるそうです 1) 。でも モナ・リザは 500年経って やっと 74歳 ! それは、きっとモナ・リザが 神様に おねだりして獲得した「運」 なのかもしれませんね。

♣ 皆さん、親からの遺伝は もう争えませんが自分の努力は当てにできますよね。さらに 神様に「幸運」をおねだりしましょう。 きっと あなたは モナ・リザのように 「三つの源」に恵まれ、若く力強い存在であり続けるかも知れません。

  参考 : 1) DISCOVER誌 (U.S.A.) October 2012の表紙:Brutal Truths About the Aging Brain. Discover, October : 48~76, 2012. 2) パールの安全管理:# 161 : 十歳ごとの華(はな)。

職員の声

声1: 74歳の モナ・リザは 私の感覚では しっくりしません;絵画の美女は「永遠の若さ」を保って欲しいです(係り:モナ・リザが自分の寿命をどれだけ生きたか-- パーセント人生-- を計算しましょう:500年前の平均寿命はせいぜい30年だから、彼女は すでに人生の80%を生きて、深い境地に達していました( = 24÷30=80%)。現在(2012年の日本)を生きる女性の平均寿命は88歳、紹介された 雑誌の表紙のモナ・リザの肖像は74歳ですから、彼女は人生の84%を生きた姿と解釈できます= 74÷88=84%)。

 モナ・リザは24歳の女性ですが、当時では寿命の80パーセントを生きていた人、もし今日に置き換えるとができたとすれば74歳で、寿命の84パーセントを生きたことになります;モナ・リザは24歳から74歳に至るまで"3倍も生きた”のに、「パーセント人生」の見地からみれば 高齢の度合いは「同格」 なのです ! 得 (とく) したのは モナ・リザでしょうか、私たちでしょうか? 現代がいかに「長命社会」であるかを痛感しますね)。

声2: 昔は 30歳まで生きれば 100%の人生だったのですか?(係り:赤ちゃんを入れて計算すれば 30歳程度になります;でも夭折 (ようせつ) が普通でした)。

声3: 歳による能力の衰えは その人の意識の違いによるのでしょうか?(係り:あなたの周りで、同じ74歳でも、「天と地」ほど違う人を観察するでしょう?一つは悪い生活習慣で乱暴な若い時期を送った過去、次は「手入れ」をせず 神様にもお願いをしなかった無知が原因でしょう)。

声4: 長寿の鍵は「親・自分・神様」であるとは ずいぶん象徴的です:それぞれが 1/3 の配分であることも、象徴的です、がんばらなきゃ という気分 になります(係り:言い換えれば、親頼み・自分頼み・神様頼み、だから 恨みごとナシで 気楽です)。

声5: 歳を取って行くにつれ 人間機能が低下して行くとは 残酷な事実です(係り:ものごと 古びれば 衰える;アリストテレスの昔からの通り相場です)。

声6: 体も心も 使わなければ衰える (らく) しようとすれば 若くしてダメになる係り: ピアノの大家は毎日10時間の練習をして その世界に伍していきます;白鳥は水面をスイスイ優雅に行動していますが、水の中で脚は何をしているでしょう?)。

声7: 私は将来 認知症になって 周りの人に迷惑をかけると予想します;でも 今から脳を鍛えて頑張りますから、仲良くしてください」

   参考:夭折  (ようせつ )= 若くして死ぬこと
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Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
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