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(379) 空を飛ぶ 夢、長生きする 夢 => 格安延寿

 (379) 空を飛ぶ夢、長生きする夢 => 格安延寿   

 あなたは 標題の どちらの夢が人間の心の中で先に芽生えたと思いますか? 私は空を飛ぶ夢」のほうが “先に”古代人の心を捉えた と思います。大昔から「」は大空に住んでおられ、神に仕える人々も空に住まわせて貰いました。たとえば、ギリシャ神話・商売の神「ヘルメス」は「空飛ぶ靴」を履いて商いをし、竹取り物語の「かぐや姫」は「羽衣( はごろも ) 」をはおって月にのぼり、キリスト教時代には 「天女さま」が背中に大きな翼をつけていました。

♣ 本当に人が空に登ったのはフランスのモンゴルフィエ兄弟(1783年、熱気球);操縦できる機械を使って空に飛び上がったのは ライト兄弟でした(1903年、4気筒12馬力)。ここで 人々が初めて知ったこと は、高く飛ぶためには「空飛ぶ靴や羽衣」などの 「幻 に頼る」のではなく、「エンジン」+「胴体に主翼と尾翼を付けた機体が必要」なのだ、と いう「現実」でした。夢は「科学」によって 実現されたのです !

♣ 以来 百年、「空を飛ぶ夢」は著しく発達して 単に飛ぶだけではなく、安全で安く、という願いまで実現しました。さらに この2~3年、航空の進化は L.C.C. (Low Cost Carrier、格安航空機)の時代に突入したのです。ライト兄弟から100年、「空を飛ぶ夢」 は 「人が納得できるレベル」で、完全に実現されたと言えるでしょう。

♣ さて、次に「長生きの夢」の歴史を対比してみます。 6万年前の人は 亡くなった仲間のお墓をつくり、それに花束を添えました*) 。たぶん“もっと長生きして欲しかった”という気持ちでしょう。エジプトのミイラは死んだ人の「復活」願望を表わすものですし、秦の始皇帝は「万年生きるための秘宝薬」を求めて使者を大和の国に送ったほどです。事実、「長生きの夢」は、飛行機より半世紀早く訪れました;それは19世紀後半、パスツールやコッホなどの「細菌と伝染病の理解」です —— これは「空飛ぶ夢」の流れで言うと ライト兄弟に匹敵する偉業です。

♣ そして、この発見が1929年 アレキサンダー・フレミングの「ペニシリン」の発見で実用化されました。以後の医学の進歩はひたすら驚異 ! 人々の平均寿命は 30歳から最近の90歳 3倍を達成しました。しかし 私たちは「元気で長生き」を求めたのに、現実は まだ 残念ながら病気で長生き」という有様で、夢が十分に達成されているとは 言えません。つまり 歴史に誇れる状態ではないです。

♣ 私たちは この閉塞状態を乗り越える必要があります。だって「空を飛ぶ夢」のほうは、ライト兄弟の凧( たこ )飛行機からL.C.C.(格安航空機)にまで進化して「夢のレベル」に達したのだから、「長生きの夢」のほうだってリンドバーグの洋上・冒険飛行に見習い、「真に元気で長命の夢」を求めるべきでしょう。

♣ 私は きっと この夢も「納得できるレベル」で 達成可能と思っています。皆さん、介護の道を歩みつつ、工夫を重ねましょう。
    参考:パールの安全管理 *) # 23 : シャニダール と 福祉。

職員の声

声1: 飛行機は安価なだけでなく、その夢は更に広がっており、今は機内で「携帯電話使用」も叶うようになりました !(係り:今の若者は なんという幸せ ! )。

声2: 格安航空(L.C.C.)は 本当に安くなり、成田~沖縄が4千円だったりです(係り:「空を飛ぶ夢」が満たされたように、「長生き」のほうも、 「病気で長生き」ではなく 元気で長生き」としたいですね)。

声3: 病気で長生きなら、単なる戸籍上の長生き であり、有難みは少ないです(係り:まあ、生きていれば 年金の支給対象にはなりますが . . . )。

声4: 格安航空(L.C.C.)は有難いけれど、品質管理が気になります(係り:「長生き」のほうも「病気で長生き」なら 有難さも 一服ですよね;でも下記の「声8:格安延寿L.C. L. 」というアイディアで何歩も前進となるでしょう)。

声5: 私は「不老」が大事だ思います;「不老」なら 多少 短い人生でも良いと思います(係り:テレビでみる女性芸能人たちは「不老」としか思えないほど “若い容姿” ですよ;その上 寿命は一般人と同じように永いです)。

声6: 長命は結構ですが、やはり「社会参加が可能な老い」を実現したいです;人の役に立つことによって 老いが光ります係り:なるほどなあー)。

声7: 昔の王たちは「延寿」を求めたのではなく、「若返り」を願ったと思います;病気で長生きなんて とんでもない;外観も能力も若いままの「不老不死 ! 」を追求したのです(係り:なるほど、老いぼれて長生きでは 王らしくないですね;さすがに諸王の王たちだ、望むことが高級だ ! )。

声8: 私たちは欲張り過ぎてはいけない ! 王たちとは違って、現実的には「格安延寿」を実現したいです——飛行機のL.C.C.の韻( いん )を踏んで Low Cost Life = L.C.L. ” と名付けてはいかがでしょう?(係りOh, wonderful ! ——すごいアイディアだ ! . . .今、要介護「5」なら お一人一年間 500万円の割高延寿(High Cost Life)ですが、L.C.L.(格安延寿)の実現が近づいたら、老人人口が今の十倍になっても対応可能になる訳だ;有難いなあー ! )。

係り:今回の「声」で光ったのは、 { L.C.L. = Low Cost Life }の提案 でしょう。介護に必要な“Cost” は「ヒト モノ カネ」のすべてを含みます。介護を受ける人口は増え続け、介護をする側の人口は減るばかりの現在です:言いにくいことながら、Low Cost の言及を、高く重く受け止めたいです。
プロフィール

ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
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