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(394) 孤独死 を 防ぐ

 (394) 孤独死 を 防ぐ  

 高齢者の孤独死の報告は年々増え、また その対策も種々考案されていますが、この傾向は 無くなることはないのでしょうか?

♣ 人は 高齢になれば 夫婦であっても どちらかが先に逝きます。何も手を打たなければ 残ったほうが 孤独死するのは 時間の問題です。もし 手を打って 子供・兄弟などと「同居」すれば 孤独死は かなり避けられるでしょうが、老後で 慣れない人との協調生活は 心が進みません。また 同居予定の若いほうの人にとっても、介護のことを考えると 気が乗らないでしょう。

♣ 孤独死、と聞けば「可哀そう」と感じられます. . . が . . . よく考えてみると、そうでもないかナ? 案外に「ごく自然な死」なのかも知れませんね。なぜって 「孤独死の防止」は簡単な仕事なのに、社会は それに無関心か のように見えます。

♣ そこで、私は 安価な孤独死発見装置を考えました。米粒大にまとめた「体温感知装置」に微小鉤(かぎ)を付け、人が口から飲んで無害なように作ります。装置はその 鉤で腸の一部に引っ掛かり サナダムシのように 長年体内に留まります。もしその米粒発信装置が 死亡に基づく 「体温低下」を感知すれば 特殊電波が発信され、死亡の場所と時間が自動的に知らされます。ご遺体への対応の仕方は随時 工夫しましょう。

♣ 装置は一度飲み込むと10年ほど電池が持ち、値段は10万円程度。ふつう、独り暮らし・65歳以上の希望者に用い、あとは 10年おきに充電します;メンテナンスは無料です。電波の到達距離は 10km(東京駅~新宿駅)もあれば 実用的でしょう —— したがって、電波の割り当ては個人別に 一つのステーションで10万種類程度 設定可能、これなら高齢者が「迷子」になることは 絶対にありません

ハード(機械)の問題は これで解決です;でも次に 大きなソフトの問題があります:―― まず、利用者の推定;たぶん、毎年の老人死亡者 約50万人の1割が利用すれば 装置予算 5億円電波を検知して行動し、メンテに関与する係り員は、救急隊か?消防隊か?いずれも 煮詰められるでしょう。 この発信装置システムは「体温低下 = 死」を検知するのみですが、もしかして 死亡を早めに知り 救命・救助行動を起こしましょうか? 救命蘇生の合意があるのなら 救急医療と蘇生介護に大きな予算が必要です(予想:1兆円越え? ラザロ予算 と呼びましょう * )。

♣ ① ② ③を再検討すると:―― ① ②は問題が少ないか?しかし はしっかり検討すべき です。高齢社会の今、医療・介護の経費は税収を はるかに越えていますし、透析・胃瘻の費用も莫大です。 「発信装置」を 蘇生用に使えば さらに医療・介護に兆円単位の経費がかかるでしょうが、「延命至上主義」を謳う人々には きっと役に立つでしょう。

♣ 世の識者は今、高齢者の孤独死の予防・防止について いろんな意見を述べています。ここで、私が考案する 「発信装置」を 役立たせるのか、それとも従来通りの 「見回りをして事態を発見するので良い」のか、よーく考えて あなたの意見を述べて下さい。

  参考:  イエス・キリストは4日前に死んだラザロを復活させられた、という故事による。

職員の声

声1: 核家族が進行すれば 孤独死は避けられないし、この発信機は役立つ時が来ます;これがイヤなら誰かが同居すれば良いけど、同居とは 親とでも大変です !

声2: 死ぬ時に「独り」であっても . . . ま . . . いいか . . . と思いますが、体が腐ったあと発見されるのは 悲しすぎます ! それの防止に役立つ 発信機応用のアイディアは素晴らしい。

声3: 私は独り暮らしですが、孤独死を思うと淋しい です;でも動物はみな孤独死だし、人は「土から生まれ、土に戻る」だけなのだから、 「孤独」にこだわる必要はない のかなー? (係り:神は人に向かって言われました-- あなたは埃 (ほこり) から生まれたのだから、埃に還る ---。つまり、看取られ、または 独りで逝く などは後でできた物語なのですね。

声4: 増える一方のお年寄りを、減る一方の若者のマンパワーで対応するのはムリだと思う——発信機を利用するのが賢いでしょう;でも政治配慮により 必要な ヒト・モノ・カネの対応も して貰いたい。

声5: 電波だってプライバシー問題があり、怖い(係り:その点なら、孤独死を探し歩く“うわさ耳”よりも電波の方が優れていますよ)。

声6:私の近所の独居アパートで孤独死があり、私は気をとがらせています;発信機は希望者と徘徊者に付けるのが良いでしょう:先進諸外国では どうしているのでしょうか?(係り:2010年の調査で、独居率は日本で31%、アメリカで50%越え;ただし日本の独居は「本当に孤立」 . . . 反省すべきです;アメリカでは「広い人間関係が保たれている」;だいぶ違うらしい)。

声7: 私は「発信機+見回り」の両方を望みます;お金はかかるけれど、お金がなきゃ 孤独死 しか選べません係り:人は 大変な仕事を 安く片付けようとするから、船頭ばかり多くて 物事は決まりにくい のですね)。
プロフィール

ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
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