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(54) モンスター

  (54) モンスター 

  モンスター (Monster)とは「化け物、怪物」、語源のラテン語では「不幸を警告するもの」という意味です。時代、場所によっていろんな使い方がありますが、今日のお話では、「オヤ??」と思う人間の振る舞いを九個ほど選んで見ました。時代の順に並べ、括弧内で例を挙げます。

♣ ① Monster 教育(周辺国にくらべ学力の低下;ゆとり教育のせいか?)。② Monster 若者(成人式に出席し、暴れまくる)。③ Monster 家族(自分の子が記念写真の中央に写っていないと 学校に抗議し、給食費を払わない)。④ Monster 患者(診察の待ち時間が長いので、救急車を呼び、救急外来で診察を受けた;初診検査で異常がなければ療費の踏み倒し)。⑤ Monster 食品業者(バター会社から始まり、食肉・高級日本食・ウナギの産地偽造事件など多数)。⑥ Monster 医師(点滴の造り置きを黙認し、セラチア感染症で患者を死亡させた)。⑦ Monster 派遣社員(自分の仕事の将来が見えず、短絡的に殺傷のアクシデント)。⑧ Monster (ある病院で、夫が診察に立ち会ったのは良いが、男性医が内診をしたとして激怒)。⑨ Monster 官僚(深夜の居酒屋タクシーで金品・酒の賄賂をもらった官僚多数)。

♣ Monsterは聖域を知らず、他にもいっぱい居ますね。今の時代だけの特徴でしょうか?

♣ 日本の歴史、あるいは世界の歴史を振り返って見ると、おぞましい大混乱は絶えず発生していました。先週のテレビでは400年まえの「大阪城の落城」の時の「雑兵」(ぞうひょう)たちが、女・子供に対して乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)する有様が描かれた屏風の話が放送されていました。外国でも、千年まえのことですが:第一次十字軍でヨーロッパ人はエルサレムを無事奪還した際、生きているアラブ人の体から、飲み込んだ金銀・宝石を掻き集めた、と記録されています。でも、これらは未開な過去の文明の下での 出来事。上記の ①~⑨ とは本質が違います。

♣ 今、ガソリンと商品が、ちびちび値上がりしています。物は豊富にあるのに値上がりする、従来になかった社会パターンです。経済学者たちは、その根源を「アメリカのサブプライム住宅事件にある」と見ています。アメリカの投機筋が失ったマネーをガソリンと食品の分野で、世界的に「広く薄く」取り戻そうとしています。世界事情が変わってきたようです。

♣ そこで自省:私たち自身が、気付かないで自分自身がモンスターになることのないよう、しっかり周囲を見つめましょう . . . ヒトとは「性善説」と「性悪説」の両方を持っている生きものですから。

職員の声

声1: 私は「人のふり見て我がふり直せ」と教わって来ましたが、モンスターたちは そうしないのですか?(係り:この人たちは 粗野・無知・狡猾・付和雷同 . . . で、社会的成熟度が低いようです;それでも彼らも私たちの仲間である以上、のけものにはできません)。

声2: 以前の日本に モンスターはいなかったのですか?(係り:親のふり見て我がふり直せ」と言うのがありました;いま、肝心の親が子の鏡ではなくなりつつあります——バブル崩壊の1990年頃からの現象です)。

声3: 日本には「恥の文化」があるではありませんか、なぜこんなに利己的な人間が増えて、恥じないのか不思議です。

声4: 学校が「仁・義・礼・智・信」を教えなくなったからでしょう(係り:安全管理 (46) 五常(ごじょう)を覚えていて下すったのですね、それは間違えなく言えてます)。

声5: 介護の世界でモンスターがはやったら、壊滅的になります(係り:いまのところ、その気配はゼロです)。
プロフィール

ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
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