(58) チームを組むコツ

  (58) チームを組むコツ   

  先日、トーマツ・イノベーションという会社からファックスが届きました。人の「心理」と仕事の「コツ」を教える研修のお誘いでした。面白い内容でしたので、今日は、その内容をご紹介いたしましょう。

♣ ① 「1人×8人 = 4人 」! 「1人×8人 = 8人」じゃないの?」と思われた方。すみません、残念ながら違います。実は“仕事の量”の計算です。この計算は、人を8人集めてチームを組んでも、実際には約4人分の仕事量しかできないという意味です。「リンゲルマンの法則」をご存知でしょうか? チームを組むと、一見、生産性が上がりそうですが、実はその逆であるという心理学の法則です。これは、「傍観者効果」とも呼ばれます。

♣ ② ある仕事や作業を1人に任せると、その人は100%の力を発揮しますが、複数人で担当させていくと、徐々に個々人の力を抜いていく度合いが高くなります。例えば、3人で担当すると、1人あたりの発揮する力は85%、8人で担当すると、1人あたりの発揮する力は49%になると言われており、冒頭の計算のようになります。つまり、「みんなで頑張ろう」は「半分、手を抜く」ということです。

♣ ③ たとえば企業においても (A) 全社員で取り組むような大きな目標だけを立てる、(B) 個々人の役割を明確にしないで仕事を分担させる、というようなやり方をすると、個々人の力を引き出せません。

♣ ④ 社員の力を引き出しきれていない、と思われている方は、目標や仕事の与え方を工夫されては如何でしょうか?

職員の声

声1: トーマツ・イノベーションの実用書、読んだことがあります;私は少人数で効率よく仕事をした方が良いと思っています。

声2: 私たちはパールの「定期介護発表」を2~3人で受け持っていましたが、むしろ「一人で受け持つ」ほうが 期限・責任と使命感の意味でまとまり易いとの結果を得ました。

声3: デイ・サービスで働くとき、100% + 100% = 300%などの高望をせず、85% + 85% = 200%くらいを選択できると有難い(係り:デイ活動でお疲れさまです、でもそれは すこし甘いでしょう?)。

声4: ハタ(周囲)が楽するから「働く」という言葉ができた、と聞きます。

声5: リンゲルマンの法則は それなりの根拠があるのでしょうが、私たちは蟻の集団ではありません;何人かが集まることでアイディアも豊かになり、欠けた所も補い合い、高め合って立派な仕事ができるのだと思います。
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ふじひろパール

Author:ふじひろパール
「ふじ」=新谷冨士雄
「ひろ」=新谷弘子

社会福祉法人 パール
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